水底の諦観

好きなものと自分の話

はいぶらんど

初めてハイブランドのバッグを買った。

 

サンロー○ンのシンプルなミディアムサイズのトートバッグ。

ロゴが控えめで薄くて軽くて持ちやすい、そして物が案外入る。艶控えめな皮も理想。じゅうごまんえん、案外ぽんっと買えてしまった。大人になった。

 

今まで生きてきて、周りからどう見られるか、を気にして服やバッグなどを選んだことがなかった。それが去年舞台俳優にはまり、初めて人の目を気にしてファッションを選んだ。もともとキレイめの洋服が好きなことと、ごりごりのウェーブ体型なので、今までも好きなもの=着たいものなのが功を奏していたことに気がついた。

 

 

髪の色

今の美容院に通い始めて1年が経ちそうです。

 

いやーーー今の担当さんが好きすぎる。

ひとまわりくらい年上の男性なんですが、お互いゲーマーということが3回目くらいの来店で発覚し、そこから毎回ゲームの話で盛り上がって終わるというのを繰り返しています。

女子力を高める場にオタクを持ち込んでしまった……が、後悔はしていない。だって毎回楽しいから。

 

そもそもオタクがバレる前から、わざわざ指名料払って毎回お願いしてるので、カットとかカラーもとても良いんですよね。

シャンプーも同じ方がやってくれるし。あと値段が良心的……な気がします。多分。毎回諭吉でお釣りがくるくらいで、仕上がりの満足度に対して安いなって思う。

 

カラー!!! そう、カラーですよ。いきなりなんだよ。

毎回とても好みにしてくれるんですよ。猫っ毛でカラー入りやすいから寒色系おすすめですよーって言われて最初は寒色系にしてました。服も青が多いしね。

①アッシュの8

②アッシュの7?

③ブルー強めのアッシュ6

④グリーン強めのマット6

⑤色味なしのナチュラル5.5

今回が、⑥トーン6のほんのりピンクなブラウン。

いつも可愛いんですが、今回のピンクブラウンが一番自分には似合ってるかもしれない。めっちゃさりげなくオシャレで可愛いのです。

シャンプーもちょうど切れたので、オススメされたものをドラッグストアで買ってみました。いや、ほんとはね、サロンで売ってるのを買って売り上げに貢献したかったんですがね……シャンコンで諭吉が飛ぶのにちょっと抵抗が(セット700円のものを毎回適当に使っていた人)

同じラインの安いものを教えてもらいました。大感謝。それでも今までの5倍以上の値段しますけどね。笑うところです。

 

えへえへ。お出掛けしたいな。まあコロナでしばらくはまだ遊びには行けなさそうですが……落ち着いた時期を見てお買い物にでもいきたいですね。

 

まあ、今日美容院ついでにGUにも寄ったのですが……オンラインで完売してたお目当てのサンダルが買えてハッピーです。わりと混んでて若干行ったの後悔したけどまあいいのです。

普段はLサイズを買うのですが、今回はMサイズでぴったんこでした。試着してよかったあ。

 

そんな感じでした。えへ。

今日はレースのトップスを着るはずが、出かける直前でなんか違うなーとなり、リネンのBIGシャツと黒スキニーとパンプスで出掛けました。自分的には新鮮でよかったです。

GUで黒のレースタンクトップを買ったので、夏もリネンのシャツを羽織にちょっとかっこよく決めたい所存。

美意識ってさあ。

最近全く家を出ないので、化粧をずっとアップデートしていませんでした。そこでなんかわーーーーっとなり、Amazonクレドポーでお買い物をしたのがつい先日。

届いた品物がとても可愛くて、ついでに新調したアリスのポーチとミラーも可愛くて、にっこにこだった、のですが。

 

ここでひとつ。

むかし、体重が48kg越えたら死ぬと思っていた時期がありました。10代の頃、食べないダイエットをずっとしていて、昼のお弁当に揚げ物が入っているとお母さんにブチ切れるという尖った10代をしていました。今思うとクソ娘。

そんな48kgは、数年前に越えましたが、別に死にはしなかったし、その後は55kg越えたら死にたくなるかもなあ〜ぐらいにぼんやり思っていました。


いや、ね。昨日そのボーダーを越えてしまったんですよ。普通にガチでショック受けてメンタルがヘラヘラ(語彙力)

しかも生理前の鬱期と重なってしまい、特大の鬱。

 

初めてツイッターのアカウントを消した。推しからリプが来たことがあるアカウントを消した。

なんで顔がこんなに丸いんだ、と死ぬほどリンパマッサージをしたけれど、まだ丸い。無理すぎる。

まぶたの肉が気になる。幅狭目の二重が奥二重になっている。無理すぎる。

冷静になるとお尻が最近かなり引き締まったので、そのへんの筋肉分も加味すれば、体重的にはそんなに太ってはいないはずなんですけどねえ。

まあ、とりあえず死にたくなりました。

 

多分、わたしは昔からまあまあ美意識高いタイプなんでしょう。周りからも言われてました。

他人にどうこうは全く思わないけれど、自分で許せないボーダーがある。48kgはまさにそうで、正直身長が165cmあるので、かなりボーダーとしては設定に難があるものだと今では思います。筋肉がついたらすぐ崩れるし、少し食べ過ぎてもすぐ崩れる。ただ、その時のわたしにとってはベストでした。

元々別に顔が特別可愛いわけではないです。歴代彼氏とか、同性の友達とか、前住んでた家の大家さんとか、なぜか一定数わたしのことを美少女だという人間がいるので、多分刺さる人には刺さる顔なんでしょう。ただ個人的には好みじゃないので、メイクで理想に近づけたい。

客観的な意見として「目の周りが配置が黄金比」だと就活の写真スタジオのお姉さんに褒められたのでそれを支えに生きています。

 

そんな自分、わりと嫌いじゃないです。ただ突然鬱になるのはやめてくれ。

   わたしより

 

そんなこんなで、昨日は鬱でしたが、寝て起きたら少し落ち着きました。

今日はメイクお休みデー。

推し事務所の子が広告モデルをしている「すっぴんクリーム」と、先日買ったばかりの「シークレットビューティーパウダー」を初めて組み合わせてみたら、とてもいい仕上がりになりました。これは確かにお泊まりにはもってこいだ……どちらも24時間コスメなので。

そこにクレドの色付きリップ2番レッドをつけると、更にとてつもなくナチュラル可愛い。

うわー。

美少女では?(昨日の鬱はどこいったレベルの自画自賛)

 

それでいいんだ。自画自賛しながら行きてこ。おわり。

推しと握手をした

 

推しの小劇場での初の主演舞台を、みにいった。今回チケットは2回分とっていて、土曜マチネと日曜ソワレ千秋楽。

公開ゲネやら初日は仕事で行けなくて歯を食いしばりながらツイッターで感想を漁った。しんどい。

 

土曜マチネ。最前列チケットで劇場に入った。狭!!!!!!近!!!!!!

100人キャパというのは予想以上に狭かった。というか、最前列に座ってつま先の数センチ先に舞台がある。段差は10センチメートルほど。どゆこと??????

舞台が始まった。推しが叫ぶ。推しが泣く。推しが食べ物をマジで食べている。数十センチの距離で。えっ???????

終演後、アナウンス「役者との面会ご希望の方はそのままお待ちください」

め、面会?????? お金払うやつ?????

とりあえず帰るか、と外出たところでプレゼントボックスがないことに気づく。スタッフさんにお手紙を預けようとすると「今役者本人が出てきますけど……」と困惑される。えっ??????直接渡せるの?????

「いえ、大丈夫です、お願いします」と手紙を預けて退散。

 

貧弱オタク、常にびっくり。というか勝手がわからなすぎて、不安。

帰りの電車で思ったのだが、面会とは誰でも喋れるやつ?なのか?そしてそこでプレゼントやら手紙やらを渡すのが普通……なの???

 

日曜ソワレ千秋楽。

今日は最初から手紙を手渡しするつもりで、ちょっとお洋服も気合を入れた。というか、土曜マチネの後に急いで買いに行った。新宿のルミネ混みすぎじゃね????(試着に20分待った)

千秋楽、推しがガチ泣きしていた。素晴らしい演技だった。カーテンコールも泣いてて何言ってるのかわからなかったが(通常運転)、情熱だけは伝わってきて、ほかの演者さんたちが温かい目で見てくれているのがとてもあたたかくて貰い泣きした。

 

そして問題の"面会"。

わたし「あ、あの、主演おめでとうございます。千秋楽おつかれさまでした」

推し「あ、ありがとうございます!」

わたし「今日の、最後のシーンすごく良くて、あの、めっちゃ泣いちゃいました」

推し「あ〜大丈夫ですよ、俺もめっちゃ泣いたので笑」(めっちゃ泣いてたから貰い泣きした)

わたし「あの、お手紙、よかったら読んでください」

推し「ありがとうございます」

わたし「昨日も、お手紙書いたんですけど、その直接渡せなくて」

推し「あっ、昨日預けてくれたんですか?」

わたし「その、こういう劇場初めてでシステムがわからなくて」

推し「ああー俺も初めてで、はい、大丈夫ですよ」

わたし「次の舞台とかってもう決まってるんですか…?」

推し「あーまだちょっと解禁できなくて」

わたし「そうなんですね! あの、次も楽しみにしてます。応援してます」

わたし「あの、写真とかって大丈夫ですか?」

推し「ごめんなさい、写真はだめなんですよ」

わたし「あっですよね! 大丈夫です! ありがとうございました! おつかれさまです!」

はけようとする

スタッフさん「握手とかなら大丈夫ですけど、どうですか?」

推し「あ、じゃあ(持っていたプレゼントを手首にやって手を出してくれる)」

わたし「あの、ありがとうございます……手あったかいですね……」

わたし「あの、風邪などひかれませぬよう……」

推し「頑張ります!」

 

いやいや、風邪などひかれませぬようって、なんだ。何語だ。てんぱりすぎ。

そして今書いて思ったけど結構長く話してた。記憶が一瞬すぎて。

 

手があたたかかった。ソフトタッチだった。わたしの手がでかいのがアレなのだが、同じくらいの大きさだった。

 

えらかった点。

ちゃんとおめでとうとおつかれさまを言えたこと。

反省点。

ヒールの高い靴を履いていったことで、推しの身長を越してしまったこと。(見てた友人に「でかかったね」と言われた。周りは小柄な女子ばかりだったので、ヒールで175 cmほどになった私は巨人だった。だよな。)

 

身長が高いのも手が大きいのも、わたしだもの。普段はアドバンテージとして誇っている部分だが、今日は、今日だけは少し嫌になった。しょうがないけれど。小柄な女の子になりたいと思った。

 

ちなみに、舞台のシナリオの可否は問わず、とりあえず推しが観れる〜とチケットを取ったが、大正解だった。泣いた。あったかくて、やさしい物語だった。

秋の田舎のお話で、夕方のチャイムが祖父母の家の町と同じものだった。強烈なノスタルジー。今は誰も住んでいないあの家を思い出した。

田舎育ちの私。都会に出たくて出たくて堪らなかった自分と、今上京して働いている自分を省みて、しんどくなった。普段物語に自分を重ねることはしないので、これはかなり珍しい。生の舞台の力を感じた。

前回までは1000人規模とかの箱で観劇していたので、小劇場ってどうなんだろう?と思っていた。物語の良し悪しに箱の大きさは関係ないな、と思った。

 

いま、この記事をスタバで書いている。人生初のフラペチーノ。美味い。美味いが、ホイップ抜きにしたにも関わらず甘い。1/6でギブアップ気味である。やっぱり慣れないことはするものではない。余ったやつ、どうしよう………とか書いている間に、5/6まで飲んだ。もう少しである。

推しからリプがくる世界線

昨日、華の金曜日。仲の良い先輩(限界女性オタク)と水曜から2泊3日で出張に行き、帰社後10時まで残業をした。ちなみに入社後初出張初残業。初めて名刺交換をした。

疲労感はあるが、仕事が思ったよりスムーズに進みミスもなく、自分のやるべき課題も見つかって学びの多い出張だった。そもそも同行した先輩が完全に同類なので、休憩中や移動中に推しの話ができてめっちゃ楽しかった。上司から「出張どうだった?」と聞かれたら「めっちゃ楽しかったです!」とかいう返答をしそうなくらいに、めちゃくちゃに楽しんでしまった。

そんな旅行感覚出張を終えて退社、そのまま先輩と深夜のファミレスで夕食をとりながら推しの話をした。ちなみにこの日、先輩とは朝8時半に集合してからずっと一緒にいた(友達か?????)

 

そんな時、推しのツイッターが更新されたと通知が。(「この機能使ってるやつ初めて見た」by友人)

何の気なしにツイッターを開いたら、推しが出演する来月の舞台の推しのビジュアルが解禁されていた。ちなみにその舞台、文明開化の時代の探偵もので、今までのキャストさんたちは大正ロマンな洋装の綺麗めのビジュアルが多かった。普段私服がわんぱく系(オブラート)な推しの、かっちりスタイルが見られるぞ~~~とオタクは大いに楽しみにしていたのだ。わざわざブロマイドつきのチケットも買った。いそいそと画像を見て、絶句。

 

は、はんてん……? 

なにその忍〇ま〇太郎をオレンジ色にしたみたいな柄……。

 

洋装ちゃうんかい!!!!!!!!!

 

少年探偵団の役だった。いや、きっと、わりとおいしい役どころなんだと思う。だって少年探偵団だもの。そうに違いない。

私は思った。期待外れ~とかがっかり~というのは、期待をするからおこる現象である。だから常日頃わりとフラットに生きているのに、ちょっとそれを忘れて期待をしてしまった。期待をした私が悪いのだ。推しは悪くない。キャスティングしたほうも悪くない。っていうか誰も悪くないわ。

推しを推し始めてから、感情の振れ幅が大きくなっていて、正直しんどい。

 

えーーーーーいや、うん。文明開化にまだちょっと乗れてない側の役だっただけだもんね。大人じゃなくて少年役だもんね。うん。はんてん姿の推しなんてそうそう見られないし、ブロマイドもね、きっと、うん、素敵だと思う。ってか今日も顔がいいーーというかこのビジュアル顔しか良くな…い………うん………ぐすん。

 

ということで、大いにショックを受けたところをリアルタイムで一緒にいた先輩が慰めてくれ(二人で「えっ…なんで……?」と絶句した)、期間限定パフェで衝撃を癒し(実は物心ついてからパフェを初めて食べた。こんなに楽しい食べ物がこの世にあるのか。楽しかった)、なんだかんだで素晴らしい一週間だったなあ~とホクホク顔で帰宅。

 

あっそうだ、最近推し尊すぎてリプ送れてなかったなあ~今ならいける(ひどい)というテンションで、日常ツイートにリプをして布団に入った。推しのアイコンが例のはんてん少年になっていたので「少年感が素敵ですね!舞台楽しみです」的なことも付け加えておいた。頑張ったわ。

すぐに推しがいいねを押してくれた(普段からいいねは絶対してくれる)。しかも今回、ちょうど押された瞬間ツイッターを見ていたのでリアルタイムでハートマークがついた。ちょっとテンションがあがったオタク、とりあえずスクショした。

出張楽しかったな~などと思いながら目を瞑っていたら、スマホに通知が来た。なんだ、と思って半目で手に取ると、推しからリプライがきていた。

推しから、リプライが、きていた。

 

は??????????

 

普段はいいね押すだけじゃん……なんで突然……????? えっ………何で………!??!?

 

興奮したオタク、ばっちり目が開くの巻。いやそりゃそーだろうよ。

内容は、どうでもよい雑談クソリプに対する可愛い返信(盲目オタク)と、舞台のビジュアルを褒めたことに対するお礼。

うわっっっ

好き

とりあえず一回スマホを置いて本気で深呼吸をし、それから雑談にちょっと追記をしてびっくりしましたおやすみなさい的なことをリプして目を瞑った。目を瞑ったが、ガンッガンに目が冴えていた。初出張初残業の疲労感も、生理二日目の鈍痛も、ついでに推しのビジュアルにショックを受けたことも、全部が吹っ飛んで、ただ凪いだ気持ちだった。

うわー多分推しも深夜テンションだったんだろうなー。好きだわー。えっ……好きだわ……。

詳しくは割愛するが、雑談へのリプがめちゃくちゃ私のツボをついていた。「わかる~」って感じだった。それを好きな人が私に向かって言ってくれた。うわー。

興奮って一周回ると落ち着くんだということを知った。それでも目を瞑り続け、気が付いたら朝だった。少し落ち着いたので、この記事を書いている。夢か幻か、と思ったが、現実だった。現実は小説よりも奇なり(ちょっと違う)

 

20代も半ばになって、こんなに新しい感情をたくさん知るなんて思ってもいなかった。推しはいつもわたしの世界を広げてくれる。ただ、この人が好きだなあ、と思う。ずっと好きでいたい、とも思う。

そんな、充実した一週間の締めくくりのお話。

 

追記

眠れなかった間、なんでこんなに先輩といて楽しいんだろうと考えてみた。同じ文字書きで、薄暗い話が好きで、作家買いしている商業BL小説作家さんが被っていて、食べ物の趣味(チーズが大好きで生クリームがダメ)が合いまくり、同じちょっと特殊な学校を卒業している。それだけでも十分だが、おそらくテンションの上がるポイントや笑いのツボが似ている。話していて、自分だけがテンションが高い瞬間というのはちょっと寂しかったり悲しかったりするものだが、この先輩といるとそれがない。しかも喋る熱量が同程度で、かつお互い人の話を聞くのも好きなタイプなので、話し手と聞き手になるのがちょうど半々なのだ。ストレスフリー。超楽しい。会社のヒトだけど、丸3日間ほぼ二人きりでいて、話が尽きずにむしろ深夜のファミレスで語っちゃうくらい楽しい。末永くお付き合いしたい。

はじめてのお手紙

 

昨日更新された推しの動画が可愛くて100万点だという話をした。

寝て起きて、本日。たまたま数時間カッフェー(Cafe)での待ち時間があり、いてもたってもいられずお手紙を書き出した。

 

下書き含め2時間くらい、便箋2枚のお手紙。

 

頑張ったよ!!!!!2枚でおさめた!!!!!

限界オタク、手紙が重くなりがち。レポート用紙7枚とかざら。(いつも下書きでキモいなってなるので実際に出したことはない)

お忙しい身だと思うので、なるべく簡潔にしたいなと思い………というのは建前で、長くなればなるほど自分の気持ち悪さが露呈し全身掻きむしって死にたくなるので短く納めた。

 

私は趣味で小説を書いていて、かれこれ18年ほど経つ(心の底からオタク)。小1から書いているのだ。小説だけではなく、御察しの通り文章を書くこと自体が好きで、色々こだわりがある。

 

気持ちよく読めるように語感と滑らかな繋ぎに気を配り、大事なところでちょっと気になる文章を織り交ぜる、などなど。

 

文字書き、本気を出した。

推しへのお手紙一通目、渾身の出来である。

(何と戦っているのだ)

 

今回レターセットもこだわった。できればこれからずっと同じものを使いたいし、成人した男性へ贈るということで、ネイビーの封筒でシックにしてみた。私服で短パンハイソックスみたいな元気ファッションをしていようとも、彼は成人男性なのだ。

ついでに、かわいいよりもかっこいいと言われたいらしいので(既にそういっているのが可愛すぎる)、かっこいい感じで。

 

とりあえず自分の個性は二の次、推しの好みに合うように頑張って選んだので、少しでも目に留まると嬉しい。

内容はただのファンレター………と言いたいところだが、構成としては「ファンレター→母からの手紙→ラブレター」になった。カオス。

一瞬

 

推しが次に出る舞台の番宣動画で、推しの番が来た。めっっっちゃくそかわいい映像だった。100万点。大好き100万点。

たかだか数十秒だけれども、愛おしすぎて泣いた。

(私が泣いたと言っている時、嘘じゃなくて本当に泣いています。)

 

なぜか、一瞬、推しと元彼がかぶった。似てないけれど似ていた。スッと現実に戻された気がして、ちょっと凹んだ。それでまた少し泣いた。

 

元彼は私が振った。自分の時間が欲しくて、私を好いて大事にしてくれていた彼のことを、間接的に要らないと言って別れた。まあそもそも価値観が合わないとか、明らかに彼の中での私像が「それ私のこと? 別人では??」って感じで乖離があったとか、色々あったけれども。割愛。

 

こんなごみみたいな人間、ひとりで生きてひとりで死ぬのがお似合いだと思う。

寂しいという気持ちになることがほぼない私ですが、少しだけ推しを拠り所にさせてほしい。